「これでいいのだ」天才バカボン名言の深い意味

西から昇ったお日様が東へ沈む♪
(アニメ“天才バカボン”のOPより)

こんにちは。

朝日や夕日を見たときには、「西から昇ったお日様が東へ沈む♪」の歌詞を「東から昇ったお日様が西へ沈む♪」と逆に言い換えることで、『(朝日の)こっちが東か』『(夕日の)こっちが西か』と、わざわざまどろっこしい方法で確認していたTATeNoです。

それはさておき、以前、私はこんな記事を書きましたが、その際、日本国内で、“天才”という言葉とセットで検索されているキーワードのランキングで、1位に輝いたのが、“天才バカボン”でした。

そこで、今回のエントリーでは、“天才バカボン”について書こうと思います。

ちょうど、今日は、『週刊少年マガジン』で、“天才バカボン”の連載が始まった日でもありますので。(1967年4月9日発行)

余談ですが、TVアニメ(初回)の放送期間は1971年〜1972年頃…ということですので、私が観ていたのは再放送だったんだと今回のリサーチで初めて知りました。

 

赤塚不二夫先生と天才バカボン

赤塚不二夫先生が、お亡くなりになられてから十年が経とうとしています。

先生の代表作品である“天才バカボン”

主人公であるバカボンのパパには、有名な決めセリフというか口ぐせがあります。

「これでいいのだ!」

この言葉は、いったい何を意味しているのでしょうか?

赤塚不二夫先生ほどの、不世出の鬼才が、意味のないセリフを、代表作にもなった作品の主人公に言わせるはずがありません。

作品の中で、メチャクチャな感じで多用される「これでいいのだ!」というセリフを、我々の現実世界(日常生活)に持ってきたとして、多くの方はこの言葉の意味を無意識に、次のように捉えているのではないでしょうか?

  • 何が起きてもすべては必然である。

 

どうでしょうか?

つまり、どんなに悲観的なこと(失敗、挫折、事件、事故)が起きたとしても、人生の途上で起きることには全て意味があるのだから、全てを受け入れる、という意味での「これでいいのだ!」である、と。

  • 失恋で恋人を失っても→「これでいいのだ!」
  • 倒産で仕事を失っても→「これでいいのだ!」
  • 病気で健康を失っても→「これでいいのだ!」
  • 災害で自宅を失っても→「これでいいのだ!」

 

これって、成功哲学や自己啓発でよくある人生に無駄なことは一つもない的な発想に近いですよね。

当事者としては、とても「これでいいのだ!」とは言えないような悪く思える変化であっても、全ては出来事に対する解釈と捉え方次第なので、「これでいいのだ!」と言おうみたいな。

これはこれで、一つの考え方だと思います。

さて、当の赤塚不二夫先生は、この件について、どのように言われているのでしょうか。

あなたは、あなたでいいのだ。

あなたはあなたでいいのだ – Google 画像検索

赤塚先生がこう言われている以上、これが答えです。

「これでいいのだ!」というセリフの根底には、「あなたは、あなたでいいのだ」という思想があったのです。

ただ、これには補足が必要です。

あくまでも、「あなたは、あなたでいいのだ」であって、「あなたは、あなたのままでいいのだ」ではないんですね。

もし、仮にこれが「あなたは、あなたのままでいいのだ」(自分は自分のままでいい)であったとしたら、どうなるでしょうか。

ともすれば、何も行動を起こさない言い訳として使われてしまうことにもなりがちです。

  • アナタはアナタのままでいい
  • ジブンはジブンのままでいい
  • 要するに現状のままでもいい

 

赤塚先生はそういう意味で、「あなたは、あなたでいいのだ!」と言っているのではないのです。

さて、それでは「これでいいのだ!」「あなたは、あなたでいいのだ!」という言葉について、私はどのように解釈(勝手に)しているのかを書きます。

 

「これでいいのだ!」の前に「これじゃダメなのだ!」

「これでいいのだ!」とだけ聞くと、あたかも現状を肯定しているように思えますが、これはそういう意味ではない、というのが私の考えです。

バカボンのパパが「これでいいのだ!」というセリフを発する前には、実は頭の中では「これじゃダメなのだ!」(変化の肯定)と思っているのではないか?

そして、ハチャメチャな言動でハチャメチャな騒動を起こして、世の中の常識や思い込みをバーンとひっくり返します。

星一徹 ちゃぶ台返し – Google 画像検索
※友情出演。

そして、何かしらの変化を起こした後、最後に決めゼリフとして言うワケです。

「これでいいのだ!」と。

つまり、本来であれば、世の人々を常識や思い込みの呪縛から解放する者のみが使う資格を有する言葉なのではないだろうか、と。

赤塚先生は、今も私の胸の中で生きています。

そして、先生は私が何か新たな行動を試みる度にこう言ってくださります。

「それでいいのだ!」

赤塚先生は、『これじゃダメなのだ!』『このままではダメなのだ!』と思った人に対してのみ「あなたは、あなたでいいのだ!」と言っておられるのではないでしょうか。

まあ、しかし…本当のところは誰にもわかりません。

ですので、これが正解とか絶対とか、そんなことを言いたいワケではさらさらなく、少なくとも私はそのように思っているという話です。

また、うまく言語化、文章化できなかった気がしないでもありませんが、だからこそ「いや、これでいいのだ!」と自分に対してエールを送ったところで、今回の拙いエントリーを終了とさせていただきます。

また次のエントリーでお会いしましょう。

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