試作品を超速で作り上げる重要性

幼少の頃、プラモデル作りが趣味だったTATeNoです。

日本の通信業界の巨人(野球ではない)であるNTT。

あらゆる大手企業の中でも、NTTは入りこむ(取り引きする)のが最も難しいと言われています。

ボスは、そんなNTTに入り込んだ伝説級の実績の持ち主です。

どうしてそんな不可能に思えることが成し遂げられたのか?

もちろん、ボスが“人たらし”鉄人(達人の上)であることは理由のひとつです。

料理の鉄人 – Google 画像検索

また、それに加えて、超絶・対人スキルもマスターしています。

手のつけようがないほど激怒しているクレーム相手の所に駆けつけて、逆に仕事を取ってくるくらいのことはボスにとって朝メシ前です。

ただ、「ボスだからできたんでしょ」と言っているだけでは何も始まりません。

我々がボスから学び、真似できる点は他にいくつもあるのですから。

今日は、その中のひとつをご紹介します。

ボスと話していて、『結局、こういうとこだよな』と、私がいつも思うことでもあります。

それは、“試作品”(試作案や構想案も含む)を超速で作り上げて、先方(企業)に、「こんなの作りましたので見ていただけますでしょうか?」と丁重にお持ちし、人懐っこい笑顔とともにお見せして、まずその時点で「早いね!」と驚かれるというパターンに持ち込む、というものです。

実例をあげます。

ある時、NTTのある部署から“機械室の電灯”についての相談が寄せられました。

  • 室内に入る際、電灯スイッチをつけるまでが真っ暗なので危ない。
  • 電灯スイッチを消してから室外に出るまでが真っ暗なので危ない。
  • 電灯スイッチの消し忘れがたまにある。

 

普通であれば、「そうなんですか」「それは困りましたね」で終わる話だと思います。

『そんな話、自分にするなよ』みたいな。

実際、先方も、それほどの緊急性と必要性で言っているワケではなかったりしますので。

しかし、それ(お悩み相談)を受けてからの電光石火の行動が、ボスがその他大勢と圧倒的に異なる成果を出し続けてきた秘訣なのです。

ボスは、次のような試作品を超速で作り上げました。
(ちなみに、発明家の仲間の手も借りています)

扉を開けると、室内のライトが自動的に点灯し…

室内のライトを切ると、ドア付近の小型ライトが自動で点灯し、部屋を出ると同時にそのライトは切れる、というものです。

おそらく、写真を目にして、説明を聞いただけでは、「それがいったいどうしたの?」というカンジで、何てことないように思えます。

また、ちょっと機械に詳しい人であれば、簡単に作れるのかもしれません。

ただ、ここで大切なのは、見た目の分かりやすさ現物化のスピードです。

何事もそうですが、目の前の現物に対して、「あーだこーだ」と評価するのは簡単でも、実際に自分でそれをゼロから生み出すのは大変だったりします。

というか、できるできない以前に、そもそもほとんどの人はこういったものを作ろうと思いつくことができません。

ちなみに、ボスはこれをプレゼンしたことで、実際の仕事に繋げることに成功しました。
そして、正式な商品として納品したことで、実績と信用も獲得できました。

ですので、よく言われることではありますが、チャンスは常に身近なところにあります。

(正式な相談ではなくとも)お客様が何か困り事や悩み事を口にするのを耳にしたら、それを聞いて終わりにするのではなく、その解決策を試作品なり、企画書なりに超速(翌日とか翌々日とか)で作り上げて、お届けしてみましょう。

『仕事に繋がらなかったら?』という声が聞こえた気がしますので、お答えします。

まったく問題ありません。

なぜなら、

  1. 現物化スキルの実践トレーニングをさせて頂いたというだけでも、その行為は無駄でも何でもないから。
  2. 作った試作品や企画書も立派な製作実績であり、自分たちの力量を証明するという意味でのプレゼンツールとして、活用できるから。

 

それでは、今回はこの辺で。

また次のエントリーでお会いしましょう。

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