うざいリア充アピールの心理

以前から“リア充”と聞くと、シェイクスピア四代悲劇の一つである“リア王”を連想してしまうTATeNoです。

今回は、“ブラックカード”について思うところを書きます。

 

現代における水戸黄門の“印籠”?

世の中には、ご自身のリア充(ネット以外の現実生活が充実している)ぶりを、ネットを使ってアピールする奇特な方々がおられます。

で、そこでは様々なステータスを高める系のアイテムとして、様々なものが登場しますが、それらの中でも異彩を放つのは、クレジットカードの最高峰である“ブラックカード”ではないでしょうか。

ブラックカード アメックス – Google 画像検索

ブラックカード。

それは、現代における水戸黄門の“印籠”本気にしないように

水戸黄門 印籠 – Google 画像検索

個人的には、“真っ赤なフェラーリ”なんかより、“黒光りするブラックカード”の方が断然インパクトが強い気がします。

でも、それは私がブラックカードの意味を知っているからそう思うのであって、ブラックカード自体を知らない方に見せても“印籠”としての効果は期待できません。

黄門様が海外で“印籠”を見せても「What?」となるのと同じです。

フェラーリの話に戻りますが、それ系の話に詳しい友人の話では、日本でアメックス(アメリカンエキスプレス)のブラックカードを持っている人が約5000人くらいで、フェラーリは約1万台とか何とか言ってましたから、単純にフェラーリを所有していても、ブラックカードは持ってない人もいるワケです。

まあ、でも…他社のカードもありますので、一概には言えないですね。

 

ブラックカード取得を自慢する記事

そんなブラックカードですが、10年くらい前にブログでブラックカード取得の報告をしておられた方を発見しまして。

しかも、その方はわざわざご丁寧にブラックカードがいかに凄くて、希少価値があるか?までを自慢気にレポートしていました。

さらにしかも、報告は数回の記事に及ぶという熱の入れよう。

で、今回記事を書くにあたり、あらゆるキーワードで検索してみましたが、どうしても見つけられませんでしたので、おそらく既に削除してしまったのかもしれません。

うーん、残念。

ちなみに、名前はまったく覚えておりませんが、その方は経営コンサルタントもされていたように記憶しております。

また、肩書きも複数(海外の人が作ったカリキュラムを修了しました的な、聞いたこともないような協会の理事長)あったような。

ただ、ブラックカード取得をブログで自慢している人は世の中に大勢います。

にもかかわらず、なぜ私が『この人はスゴいな!』と思ったかというと、その人が心理学のプロ?を自称していたからです。

心理学のプロ?でありながら、あの記事を見た読者(自社の顧客なんかも読んでいるでしょうに)が抱く感情をまったく理解していないとは…。

私は別にどうとも思いませんでしたが、お客さんであれば恐らく普通にいい気はしませんよね?

人によっては反感を持ったり、苦々しく思ったりもすると思います。

『自分が払った(高額な)お金がそんなことに使われているのか…』

だから、儲かっている社長であっても、例えば…お客さんとの距離が近い士業などの場合は、ベンツに乗りたくても我慢して国産車に乗ったりしているんですよね。

お客さんに気を使って。

ちなみに、この方。

確か、利益率の高い高額セミナー(数万円から数十万円の価格帯)を売っていましたから、さぞかし儲かっていたのでしょう。

とはいえ、儲けたお金をどう使おうが本人の自由です。

しかし、本来そういうものはあまり表立って公表はしないものです(もっとも、芸能人などは別ですが)。

それなのに、この方はそんな初歩的なことも分かっておられない。

「〇〇さん、自慢したいお気持ちはよーく分かりますが、悪いことは言わないですから、これだけは止めておいた方がいいですよ」ってな感じで、誰か周りの人が本人に助言してあげたりしないのか、当時の私は本当に不思議に思ったものです。

その上で、これがご本人の狙い(顧客を獲得する為の)だとすればそれはそれでスゴイと思いますが。

 

うざいリア充アピールの心理

これは余談ですが、そういえば使われていたプロフィール写真も、分かりやす~いブランド品を身に着けていたと記憶しています。

あの方にとっては、所有物はすべて自己顕示の道具であり、なおかつそれらが分かりやすく伝わることが重要なんでしょうね。

ですから、いくらブランドでも、見た目に分かりやすくないものは意味をなさないのでしょう。

『こんなヤツが心理学やビジネスを教えているのか…』

当時の私は暗澹たる気持ちになったものでした。

でも、そういう人ってマルチ(ネットワークビジネス)なんかの世界にも大勢いますよね(イトコの姉がやっていたので)。

自分が所有する豪邸やクルーザーの写真を持ち歩いたり、高額な時計(まれに偽物だったりする)をチラつかせたり、わざわざ高級外車で会場前に乗りつけたり。

別に所有しているのはいいんですよ。

それを武器にして、羨ましがる若者をビジネスにひきこむやり口が…ね。

まあ、しかし、そういう欲を刺激する要素も必要という人もいますので、要は各自が自分の思想と信念にもとづいて自由にやればいいんですけどね。

 

私が言いたいこと

(情報発信を生業としている方や芸能人なんかは別にして)本来、自分に自信があって、真に人生が充実している人は、ネットで自分のことを色々アピールしたり、自慢したりなんてしません。

会ったこともない赤の他人様に対して、そんなことをする動機も理由も時間もないからです。

また、「お金は大切」なんてことを言いますが、大切というより、お金は空気や水のように必要不可欠なものであって、それ以上でもそれ以下でもありません。

必要不可欠である以上、色々な手段で獲得しないといけませんし、多く持っていればいるほど便利であるのは間違いありません。

ただですね、私は思うんですよ。

我々は、いつか必ず死にます。
人類も、いつか必ず滅びます。
宇宙も、いつか必ず終ります。

自分も、自分の愛する人も明日(究極的には次の瞬間には)死ぬかもしれない。

それなのに、影響力のある人が「ブラックカードを使ってみたらどうだった、こうだった」って…。

自慢したいのか、優越感を味わいたいのか、コンプレックスの裏返しなのか、よくわかりませんが、とにかくそんなのはどーでもいいことです。

人生には、もっと大切なことがある。

自分にとって本当に大切なものは何か?

それをもっともっと大切にしましょう。

その上で、ブラックカードが欲しい人は持てばいいし、(条件面で)持つ資格がないのなら諦めればいいだけの話です。

私は私として、今日という一日を本気で生きるだけです。

それでは、今回はこの辺で。

また次のエントリーでお会いしましょう。

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